(1)はじめに

連載の開始に際して、香道志野流第二十世家元・蜂谷宗玄宗匠の言葉を引用したいと思い…

(2)源氏の香り

香道が成立する過程について、時代を追って簡略にままとめてゆきたいと思います。 仏…

(3)薫物から香木へ

献香・供香など宗教儀礼を中心に用いられた時代から、「もののあはれ」という美的理念…

(4)六国五味の確立

香道で用いられる香木が、どこでどの様にして生れて来たものか、その正体に関しては古…

(5)香道の真髄

香道においては、香木の匂いをかぐことを「聞く」と表現します。「聞香」とは本来中国…

(6)香道の道具

 香木の炷き方に触れるに際して、先ず「焚く」と「炷く」のおおよその概念を説明して…

(7)香木のたき方

香道の手前作法の中で最も重要とされるのは「灰手前」すなわち、香木を炷くために聞香…

(8)香道の黎明

香道が次第にその形を整え、確立されていったのは、鎌倉時代の末期から室町時代にかけ…

(9)六種薫物合(文明十年)

『源氏物語』に描かれた薫物合は、平安朝の貴族社会と言う環境の下、ややもすれば社交…

(10)志野宗信家名香合(文亀元年)

薫物合が、沈水香木をはじめとする数種類の香料を調合した薫物を用いたのに対して、香…