天然香で復興支援を!―全国日蓮宗青年会

日蓮宗は、世界三大荒行の一つに数えられるという「寒の荒行」の凄まじさと相まって、
加持祈祷の霊験の力が素晴らしいことでも知られています。

300年を超える歴史を持つ荒行は、正中山法華経寺(千葉県市川市)の大荒行堂において、11月1日から翌年2月10日まで、
100日間に亘って行われます。
その間、毎日早朝2時半に起床し、3時から午後11時まで3時間毎に7回寒水を全身に浴びて身を清める「水行」をはじめ、
「万巻の読経」や「木釼相承」、相伝書の「書写行」を厳修し、食事は、朝夕2回の梅干と白粥のみだそうです。
(正中山法華経寺のサイトをご参照下さい)

死と隣り合わせの厳しい修行に耐えて満行を迎えた荒行僧には “魔障を切る” 木釼(ぼっけん)が
加持祈祷の秘法と共に授けられ、修法師(しゅほっし)として任命されます。

日蓮宗の僧侶は、東日本大震災の被災地を度々訪れ、慰霊復興法要を厳修されています。
(写真は、昨年度の荒行を成満した上人が福島県の海岸で法要を厳修された際のものです。100日の間に伸びた髪や髭が、
荒行僧の風格を感じさせます。)

このほど、被災地の復興が理想からは程遠いことに心を痛める「全国日蓮宗青年会」のご発願により、
「復興線香」を象徴として関心を高めると共に、売り上げを支援の一助とするという企画が立ち上がりました。

ご相談を頂戴した香雅堂では、喜んで製作を担当させていただくことをお請けしました。
パッケージ用に頂戴したデータには、福島県の書家が揮毫された力強い「復興」の文字が躍ります。
中身は「白檀+椨粉」のみという、素朴ながら上質な純天然素材の線香を用いることにしました。
価格は、38g入1000円(税込)です。

販売は、やはり企画に賛同された「日蓮宗新聞社」が担当されます。

天然香の香気を味わっていただくことが、復興支援の一助になります。
ぜひ日蓮宗新聞社までお問い合わせ・ご注文のほど、お願い申し上げます。

(麻布 香雅堂 主人)